幕張で開催された東京ゲームショウ2013。
メディアで大々的に紹介されるゲーム業界おなじみの大企業の派手なブースはやはりすごかった。
自分にとっては、一方でメジャーゲームに挑戦しようと動く企業や個人の方が興味深かったです。
たくさんの人の熱気で沸くゲームショウの様子を写真で紹介します。
倍率10倍の難関をのりこえて
「インディーズゲームコーナーの出展は10倍の難関を超えないとできない」と出展者のひとり(社員4人のアプリゲーム制作会社社長)が教えてくれました。
出展したゲームの開発には4人で4ヶ月かかり、企画、キャラクター制作にはその前に2ヶ月費やしたそうなので、「開発には計半年必要だった」とのこと。
でも、もうすでに50万ダウンロードあり、「もとはとれている」と少し誇らしげな社長でした。
広告とアイテム課金で、着実に収入を得ているのはさすがですね。
これからはゲームショウで出会った代理店の紹介で世界展開し、北米やヨーロッパなどエリアで「100万ダウンロード」と鼻息はあらい。
「最近は日本以外の出展者が多くなってきている。それは日本のゲームのレベルが相対的に落ちているということでもある」と先ほどの社長。
インディーズゲームコーナーでは、ほかにも台湾やドイツやスウェーデンなど、たどたどしい日本語で説明してくれるブースや、Unityでの開発秘話を教えてくれるブースなど、気さくに聞くことができました。
ニンコム社も今後挑戦していきたい分野です。
(sakamoto)