ぼけ担当のロボットゴン太が”二人”で漫才を自動生成して
即興で漫才をするとのこと。
漫才ロボット:「ボケ」と「ツッコミ」もOK 甲南大開発 (毎日.jp)
開発したのは、甲南大学知能情報学部の瀧本研究室。
何をする学部か、みてわかるものをということで作ったとのこと。
webニュースなど時事ネタを入力すると、まずボケてくれる。
それをつっこみではなく、なんとノリツッコミをやるというから、すごい。
さすが関西の大学。
ツッコミだけでは物足りないに違いない。
ノリツッコミワードにあった形容詞(おいしいとか)をつけて、いったんノリ、
さらに正しい説明をするために、ウィキペディアで調べて最初の一文を言いつつ、
つっこむ!
いや、すばらしい!
ちなみのこの漫才の自動生成システムフローは以下のとおりです。まじめにやってます。
(瀧本研究室発表資料より)
* * *
webニュース入力
↓
基本ボケ生成
「フィギュアスケート浅田は完成度を高めたいと豆腐を語った」
↓
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ノリツッコミ
<同調>
「そうそう、豆腐はほんとおいしいなーってなんでやねん!」
1)ボケる単語で検索
↓
2)形容詞の取得
↓
3)印象の決定
↓
4)同調の対話文生成
<間違いの訂正>
「それは大豆の絞り汁を凝固剤によって固めた加工食品やろ!」
「豆腐じゃなくて抱負や!」
1)ウィキペディア記事の取得
↓
2)最初の一文を抽出
↓
3)間違いの訂正文生成
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↓
漫才台本の生成
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ウィキペディアで単語を調べるから、ちょっと説明的な漫才になってしまうけど
面白いですね!さらに進化することを期待します!
(sakamoto)