工房です。
「携帯メールに一斉同報すると届かない」というお話です。
メールマガジンが相手に届かないという相談がありまして、明示的に文書があるわけでは無く、経験値で対応したのですが調べていく中で、わかったことがいくつかあります。
電子メールというのは便利なシステムなのですが、「迷惑メール」という負の部分があって
世界全体のメールの半分以上が迷惑メールだという説もあるくらいです。
限られたリソースである無線を使ってデータを送受信して、そこに課金をしている携帯会社にとっては頭の痛い問題として存在します。
今までは携帯会社は迷惑メール対策の仕組みを非公開にしてきていました。
理由は「迷惑メール配信者に対処方法を知られたくない」ということでした。
対処がある程度できてきたのか、docomoのサイトに説明がありました。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/communication/imode_mail/notice/mass_send/index.html
・存在しないアドレスを多く含むと送信拒否または遅延する
・同時に多くのセッション要求に対しては一時的に接続を制限 短時間に大量には送れない
・1SMTPセッションごとに100宛先まで 一度のメールで100の宛先まで。
・送付相手のエリアでの通信量が急激に増加した場合
・毎正時にメール送信要求が集中 【毎時0分に送信する自動送信メールが多いと言うこと】
・携帯電話が電源OFFや圏外の時 当然ですね。
です。
メールアドレスを変えられてしまうと、沢山の宛先不明メールが発生してしまい、結果的に全滅ということになってしまいます。
メール送信用のソフトを使うなどしてゆっくり、時間をかけて、10個ずつくらいの小ロットで何度かに分けて送信するのが良い方法と想います。
メール一斉送信用ソフトは、シェアウエアも含めて有料のものが多く、無料では使いやすいモノはなかなかありません。
ただ、無料で簡単に大量のメールを送るソフトがあったら、それはそれで迷惑メールが増える遠因となるので、有料化もやむを得ないのかなぁと想っています。
なぜなら、もし電子メールが有料だったら、迷惑メールは激減しますから(笑)。
工房はっとり